演題 | 野宿生活から広義のホームレス状況への展開にどう処するか? ―野宿生活者への支援の構造は今どこまで来たのか、自立支援法期限を前に― |
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日時 | 2011年5月28日(土) 午後6時半開演 |
講師 | 水内 俊雄さん 大阪市立大学文学部地理学講座教授 |
会場 | エル・おおさか 606号 大阪市中央区北浜3−14 京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m 京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ500m |
資料代 | 500円 |
主催 | 釜ヶ崎講座 |
釜ヶ崎講座は、2012年の「ホームレス自立支援法」の延長問題を前に、 昨年から「ポストホームレス自立支援法』策定を視野に入れ、講演の集いを開催してきました。 まず西成労働福祉センター40年の歴史、次に援護施設、自立支援センターなどでの支援のありようなどのテーマで行いました。 今回は野宿生活者への支援の構造はどこまで来たのかの全体を学習していく機会としたいと思います。 02年の「ホームレス自立支援法」の制定・施行や、全国各地の民間支援団体による支援活動等によって、 一定の展開を見せました。 しかし、12年に現行のホームレス自立支援法は期限をむかえる予定であり、 その後の法(ポスト「ホームレス自立支援法」)の策定を考える時期に来ています。 一律的な貧困ビジネス批判だけでは足りず、まだ未確立な分野でも一定の法的枠組みが必要なことはあります。 全国的にみて狭義のホームレス概数は減少してきているものの、ホームレス支援の現場では、 野宿生活から住居や施設等に移行した後の支援(アフターケア)を含めた、 広義のホームレス支援をいかに提供するかという点も、浮き彫りになっています。 野宿生活者への支援構造がどこまで来たのかを一度俯瞰的に考えてみたいと思います。 この間積極的な調査活動を担われてきた水内先生にお話を伺います。 釜ヶ崎講座 大阪港郵便局私書箱40号 大阪市西成区萩之茶屋1−9−7 釜ケ崎日雇労働組合気付 事務局 090−2063−7704 Mail kamakouza@cwo2.bai.ne.jp http://cwoweb2.bai.ne.jp/kamakouza http://blogs.yahoo.co.jp/kamagasakikouza |