第六回講演の集い 11・29
テーマ 釜ヶ崎100年・過去・現在・未来PARTU
サブタイトル 寄せ場・部落・遊郭・在日
趣旨  昨年8月7日、「ホームレスの自立等に関する特別措置法」(野宿者支援法)が、成立・施行されました。法は失業―野宿問題について、国・地方自治体が責任を持つことを明確にしており、野宿生活者に「就労の機会の確保」「安定した居住等の確保」を明記しています。しかし、本年7月に公表された厚生労働省の「基本方針(案)」では、それらについては従来の枠を越えるものではありませんでした。 釜ヶ崎反失連は、「公的就労」を軸とした施策を要求し、日々、路上死を強いられている野宿労働者の現実に間に会う「緊急対策」を求めて、昨年9月28日より、大阪城公園府庁前で「野営闘争」を開始し、本年1月2日からは大阪市役所前中之島公園に転じ、既に1年を過ぎました。皆さまのご理解・ご支援を求めます。 さて、本年は1903年第5回内国勧業博覧会が今の天王寺公園・新世界で開かれたことにより、天皇の通過道にあった木賃宿が、現在地に移住されて「釜ヶ崎」が形成され100年になります。「釜ヶ崎講座」は「釜ヶ崎100年」の歴史を紐解く「釜ヶ崎100年・過去・現在・未来」の「講演のつどい」を行ってきました。「PARTU」を、1970年代初頭より釜ヶ崎で労働者の活動の一線に常に立っておられた水野阿修羅氏を講師に迎え、「寄せ場・部落・遊郭・在日」を切り口にした講演会を行います。
皆さん、釜ヶ崎を共に考えていきませんか。
日時 03年11月29日(土)午後6時半
場所 エル・おおさか(府立労働センター)709号
講師 水野 阿修羅氏 
挨拶 釜ヶ崎反失業連絡会・ビッグイシュー日本等
資料
費用 資料代500円  
主催者 釜ヶ崎講座