釜ヶ崎講座ニュース  NO.14 
2005年8月12日

05夏祭り特別号


■ 8・15釜ヶ崎夏祭り・釜ヶ崎講座ツアーに参加を!


恒例の夏祭りツアーを行います。8月15日(月)午後3時三角公園ヤグラ下に集合です。今回は、この1年間の釜ヶ崎の反失業闘争の成果を見て回ります。案内人は山田NPO理事長にお願いしています。大阪ホームレス就労支援センター運営協議会や釜ヶ崎支援機構お仕事支援部などのあらたな施設や当日も実施されている「特別清掃労働者健診医療相談」など見学します。5時頃からはすもう大会や慰霊祭など三角公園での夏祭りに合流します。平日で、直前になりましたが多くの方の参加を呼びかけます





■ 第34回釜ヶ崎夏祭りに参加を! 資金カンパを!

(釜ヶ崎日雇労働組合、05年夏祭り特別号呼びかけより)

仲間のみなさん!
どうやら夏期一時金=ソーメン代の支給はほんとうになくなってしまったようです。年末の一時金=もち代とならんで、ソーメン代支給時のなかまたちからのカンパは、重要な年中行事=夏祭りを支えてきた大切なん資金源でした(近年では50万円前後)。  1972年にセンターを暴力手配師の手から解放した力を持って、地域内のヤクザ、警察の暴力支配からの解放を掲げて「釜ヶ崎労働者ここにあり」と、三角公園の第1回夏祭りは血みどろになりながら勝ちとられました。その先輩たちの意志を受けつぎながら、夏祭りは故郷にも帰りづらく、盆休みはは第二の故郷釜ヶ崎で過ごそうと、飯場や出張先から帰ってくるなかまたちの手で営々と第33回まで続けられてきました。今では、なかまたちもよく知っているように釜ヶ崎の夏の娯楽として定着しています。  今年からソーメン代がなくなったからといって 夏祭りをやめるわけにはいかない。われわれ組合や夏祭り実行委員会も、釜の運動に心よせてくれている仲間たちに呼びかけカンパを募っています。なかまたちも一時金という臨時収入もなく苦しいフトコロぐあいであるとは思いますが、ぜひとも夏祭りへむけたあたたかいカンパをお願いいたします。

第34回釜ヶ崎夏祭り

テーマ :助けあい・働きあい・結びあい
メインスローガン:戦争や失業・排除のない社会を勝ちとろう!
* 失業・野宿する仲間への就労支援策を拡大せよ!
* 自ら仕事を作り出すたたかいに立ち上がろう!
* 戦争を許さず、世界中の抑圧されている人々と結び合おう!


日程・行事予定

8月12日(金)前夜祭   
    18:00   集会
    19:00   映画「レイ」

  13日(土)   
    15:25   バンド演奏
    18:00   労働者名人会
    18:35   歌謡ショー(珠樹奈美・水木美穂)
    20:00   盆踊り(22:00まで)

  14日(日)
    15:10   吉田さん(サンシン歌謡)
    15:45   船曳さん(美空ひばり歌謡ショー)
    16:20   労働者名人会
    16:55   バンド演奏(衣笠・三角公園バンド)
    18:05   のど自慢
    19:10   歌謡ショー(春風うらら)
    20:00   盆踊り(22:00まで)

   15日(月)
    15:40   バンド演奏(さっちゃんばなな-ず・のえ)
    16:50   すもう大会
    18:05   慰霊祭
    18:25   歌謡ショー(まちゅこけ)
    19:00   ヘンリー松山(ソプラノによる童謡ショー)
    19:35   曽野惠子
    20:20   エイサーさんしんの会
    21:00   盆踊り(22:00まで)

* 連日屋台がでます
* 恒例のアルミ缶高価買取による「釜マネー」の発行があります。会場内では現金と同じように使えます