釜ヶ崎講座ニュース  NO.4

2002.8.24 

   

■ 9月13日「野宿者支援法」シンポの集いを開きます

 7月31日第154回国会最終日、「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」が参院厚生労働委員会で可決され、本会議で提案され、反対票ゼロで可決されました。昨年6月国会に「民主党案」として提案されて以降、様々な変遷を経ましたが、大きな社会的な運動の広まり、野宿労働者の毎月の国会活動などの運動の高まりが、全会一致という合意を作り出しました。
 法案が成立しても、人が野宿しなくてもすむ総合施策を国の責務として実施させ、地方自治体に実効ある具体策を実現させていくのは、これから更なる運動が必要ですし、法案を要求してきた運動に課せられているともいえます。
 講座として第4回の講演の集いを準備していましたが、成立直後のこの時期昨年の6・21「法案の早期成立を目指す集会」を実行委員会として持った、連合大阪・部落解放同盟大阪府連、NPO釜ケ崎支援機構等の組織と共同で準備をすることにしました。
 下記のような要領で、法案制定要求に重要な役割を果たされた4氏をパネラーに迎え、問題提起を受け共に議論を深めたいと考えます。3回目の講座より間が空き申し訳ありませんでした。今回の集いは、平日の午後6時からですし今までの「釜ケ崎講座」とは少し趣きを異にしますが、問題を深める機会になればと準備を進めています。皆さんの参集をお待ちしています。



・ 日時 9月13日(金) 午後6時開会

・ 場所 エル・おおさか(府立労働センター)709号室 無料

・ 主催者挨拶 連合大阪・NPO釜ヶ崎支援機構・部落解放同盟大阪府連

・ 来賓挨拶  鍵田節哉衆議院議員(民主党) 「国会報告」

・ シンポジウム 「野宿生活者支援法成立!、今,私達は何をすべきか」

・ パネラー 本田哲郎氏(釜ケ崎就労・生活保障制度実現をめざす連絡会共同代表)




つづく