赤いニィナ
昼
「ご主人さま」
ニィナが主人に声をかけた。
「ん?なんだ」
「今から、掃除するにゃ」
「では、私は自分の部屋に戻るとしよう」
そう言って、主人はリビングを出ていった。
ニィナは・・・
「うにゃ。始めるにゃ」
ニィナの体が赤くなった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「うにゃぁぁぁ〜〜〜〜!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「うきゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!」
半分叫びにも聞こえる声を上げながら、ニィナは凄まじいスピードで掃除をする。
この光景をなぜか偶然、見た主人はこう叫んだ。
「に、ニィナが通常の3倍のスピードで掃除をしている!!」
★おわり★
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