ベットの上の乱闘
夜
コンコン
「どうぞ」
主人が返事をする。
ガチャッ
「ご主人さまぁ・・・」
来客はニィナだった。
「どうした?」
主人が尋ねる。
「一緒に寝て・・・いいにゃ?」
「ああ」
主人が布団をめくるとニィナが入ってきた。
「それじゃ、寝るか」
「うにゃ」
パチッ
主人は明かりを消した・・・
夜中の3時
げしっ!!
「いてっ」
主人は、なにかの衝撃で目が覚めた。
「なんだ・・・?ニィナか」
衝撃の主はニィナだった。
「まったく・・・。寝相がわるいなぁ」
主人がニィナに毛布をかぶせようとした時・・・
どげしっ!!!!
「ぐはっ!」
主人の顔にニィナの雷光回し蹴りがクリーンヒットした。
「い、今のはきいた・・・」
主人は一瞬よろめく。
「寝相がわるすぎるぞ!」
主人がそう言うと・・・
バキィィィィ!!!!!
「ぶへっ!!」
今度はニィナのコークスクリューパンチがもろにはいった。
「くっ・・・。しかし、この技を見切れば俺にも勝機がある!」
主人は違う世界に入っている。
「さぁ、どこからでもかかってこい!」
主人が叫ぶと・・・
「たつまきにゃんぷうきゃくぅ〜」
「な、なにぃ!?」
ニィナが寝言を言いながら、足を出して回転しだした。
ばき!どか!げし!ぼこ!べき!・・・5HIT!
「ぐはっ!ぐほっ!ぐへっ!・・・」
主人は回転しながら倒れた。
「ニィナが・・・こんな技を持ってるとは・・・」
主人は驚きを隠せない。
「しかし!そんな技にやられる私ではない!」
主人がニィナに襲いかかろうとした、そのとき!!
ピカッ!
ニィナの体が一瞬光った。
「そ、その技は・・・まさか!」
ニィナがにじり寄ってくる。
「命だけは・・・」
ガシッ
どか!どか!どか!どか!・・・・・・・・15HIT!!
「うひょぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
主人は昇天した。(笑)
次の日、ニィナが目を覚ますとそこには虫の息の主人がいたそうな・・・
★おわり★
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