いつものあれ
いつものあれ


みなさんこんにちは!初めての方は、ここまできたらいませんね?
さて、今回の作品はいかかでしたでしょうか?個人的には当初の予定より、少し真面目になってしまったのですが、これはこれで良かったと言うべきでしょう。結果的に、完成度の高い(と思っている)作品になったので満足してます。

こんなところでなんですが、今回の補足をさていただきたいと思います。
まず、耕一の性格は“惚れっぽい”とありますが、事実、惚れっぽい性格に設定しましたが、それは誰彼かまわず好きになるわけではなく、好みに合うと惚れてしまうと言うわけです。あと、彼女がいる間(単に言えば、つがいがいる間)は他の女性に惚れることはありません。彼女に惹かれ続けるわけですから――って、こじつけっぽい話が耕一の補足です。本来なら作中で語るべきなのですが、後になって気づいたという話です。
次は耕一の義理の母、深雪。彼女の姉が耕一の実の母なのですが、作中ではなにひとつ語られないのでキャラクター色は未知数です。裏設定としては、深雪とは10歳近く離れており、豪快でいい加減な性格になっています。作中で深雪が「姉さんの子供にしては良い子だと思ってるんですもの」と言うセリフからわかるように、かなり強烈な姉だったと思えてなりません。いえ、作者でもわからないことはわからないんです(オイッ!)
話は戻って、深雪は作品の中では準ヒロインの位置づけとなっています。義理の息子である耕一に惹かれながらも、母親を演じる姿は見る人を感動の渦に巻き込んだに違いありませんっ!(断言)――それくらい気合いを入れたわけではないのですが、いつのまにやら真面目になっていました。深雪の過去で、耕一と関係をもったことが語られています。ここで補足をしておきますが、この後、深雪と毎日顔を合わせることに戸惑った耕一は家を出て、近くのボロアパートで暮らしたのです。しばらくは交流が全くなかったふたりだが、それを結びつけたのは言うまでもないでしょう。それはこの人――
深雪の娘、佳奈。この娘を語らずして九十九親子は成り立ちません!幼いくせに暴力的な彼女も耕一にとって、可愛い妹でしかないのです。小さい頃から彼に可愛がられていた佳奈は、耕一のことが大好きなのだけれど、彼と静子の仲を取りもとうとするなど不思議な行動ばかり。でも、それは本当に耕一が好きだから、年の離れた自分より、耕一にピッタリの人をくっつけようとする表れなのです。だから、女の見る目がない耕一を何度も破局の渦に引きずりこんだ張本人とも言えます。(笑)
最後は静子。彼女については何も補足はありません。男性恐怖症で、臆病になり、男友達はおろか、同姓の友達すらもほとんどいないという有様です。初めて耕一に出会ったときは、いきなり触れられて彼を突き飛ばす場面もありました。それから徐々に触れることに抵抗が少なくなっていき、優しい耕一に惹かれていく――と、今回のテーマです。

――ま、言っちゃえば、キャラ色の強い作品だと言うことです!(笑)
それにしても私の作品には“妹”がほとんど登場しています。やはり、時代のニーズに応えながら書かないと読者が納得しないと思うんですよ。だからといって、作品の方向性を変えるのは苦手なもんで、毎回、全体の流れが似たようなものになるんです。ギャグと感動のハーモニーを奏でる作品を目指しているのですが、ギャグに走りすぎると感動が潰れてしまいますし、感動を強くしすぎるとギャグが場違いになってしまうから困りものです。
でも、作品全体を飛んだ内容にすれば、それほどでもないような気がします。過去の作品に「Spark・Everyday」なるものがありましたが、これは典型的なギャグ作品です。ラストはちょっとだけ感動にもっていきましたが、やはりというかギャグ色が強すぎて感動が薄れてしまっています。両立をするためには、かなりのウデが必要だと痛感します。
作品にオリジナリティを出すには、今の世には厳しいものがあると思いませんか?時代の最先端である“妹”という伝家の宝刀をはじめ、天使やら宇宙人やら妖精やら、あふれかえっている現状です。例を挙げると、「〜選手権」と名目をうり、さまざまな妹や店員、その他を検証(?)する作品などがあります。私は内容が濃すぎてついていけないときもありますが、毒があるので喜んで拝見させてもらってます。
次は、天使や守護神などありきたりと言えば、ありきたりなものなのですが、「護って〜」や「ああ〜」、それに「はっぴー〜」などが設定が似たり寄ったりな気がしてなりません。あんまり毒を吐くのもなんなので、これ以上、ツッコミはしませんが、これらに類する物は“実”は違えど“根”は同じと言えます。
お次は、宇宙人ですか。これを代表すれば、“目からビーム”や“地球人と宇宙人のハーフ”、“円盤で墜落したと思ったら、小さくなっちゃった”などの作品が昨今を賑わせている現況です。他にも腐るほどありますが、あまり書いちゃうと左遷されかねないので止めておきます。
続いては、妖精。これなんて膨大な数が存在しますね。ディ○ニーしかり、山の数ほど目撃されているものの、これだけ違いがあると、どれが元ネタがわかりかねません。私としてはフィ○とピ○ラがいろんな意味で妖精の代表だと思います(毒、吐きすぎですが…)
他にも世の中には様々な物が溢れているのは言うまでもないでしょう。世界征服の前に○○征服を企む集団や、メイド地獄の少年、はたまた「お前は疫病神だ!」と言われかねないボディーとオツムがアンバランスなメガネガキ、ネジを食う変態マン、――これ以上は危険なので強制終了です。
さて、先ほどにも出ましたが、伝家の宝刀である“妹”、シ○プリはあまりにも有名ですが、アニメはともかく、ゲームは○○○ーと評判です。それはさておき、作中に妹がいると“華”があって注目されるのは調査済みです。まぁ、華と言ってもなんでもいいわけではなく、“恵美”や“まなみ”なんてのがポイント高いですね。穴場としては“友子”なんてのもいます。え?なにを言ってるのかわからない?そんなモグリな人がコレを読んでいるわけがあるはずがありませんっ!(微妙な日本語だなぁ〜)
私は“友子”なんかが、マニアックで好きなのですが、王道としては“まなみ”ちゃんですか。これについてコメントは必要ないですね、ハイ。
話は戻って、自分のアイデンティティを考え、オリジナリティを出そうと考え抜いた結果、私も伝家の宝刀を抜かなければならないようですっ!――お察しの方もいるかもしれませんが、“妹”と対をなす“弟”なんてどうでしょう?一応、私に姉がいるので、それを利用しない手はありません。条例などを考えると、“義姉”が妥当でしょう。妹とは逆の展開が生まれることは確実です。この道を活性化させ、“妹萌え”から“姉萌え”の時代に下克上しようではありませんかっ!?
――ちなみに私は重度の“妹萌え”!(爆)

さて、オチがついたところで、本日は終わりとします。
さて、次回作は「デンジャラス・ラブ!」がついに完結か!?予定より長くなった作品の続きでも出そうかと思っています。ファンの方、しばしお待ちを!(ファンっているの?)
でも、バラしちゃうけど、これを書き込んでいる現在、「デンジャラス・ラブ!」が完成してないんだよね。(自爆)
ネタバレもそれぐらいにして、次回で会いましょうー!!


< 2003年7月に打ち込んだつもりで終了… >






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