It's a Small World ! のコンセプト
より現実に近い環境を!
義務教育英語は元より、英会話スクールで習った英語ですら綺麗過ぎて、実際に海外で会話してみて、
その違いに愕然とした人も多いはず。空港やホテル内ならまだしも、現地の若者や子供、英語を第2母
国語として使っている移民系の人の話す英語は、日本で習う教科書的英語とはかなり違います。また、
英会話スクールの先生は、よりクリアによりシンプルに話す事を心がけていて、スラングやネイティブ
スピーカーどうしで日頃使う言葉は、レッスンではほとんど出て来ません。試しに、先生が友達等とプラ
イベートで話しているの等を聞いたら、その違いに驚くはずです。英会話スクールに10年通ってもある
程度で頭打ちになるのも、ある意味当たり前の事で、決してあなたに語学センスが無いからではありま
せん。それ以上の事を誰も教えてくれないからです。そして、決定的な事は、英語を闇雲に学習する事と
コミュニケーション能力を高める事は、イコールではないのです。It's a Small World ! では、それらを総合
的に学べる、シンプルでいて高度な、より現実に近い、より気楽な環境を提供できるよう心がけています。
例えば、英語でプロポーズの時はどう言いますか?
これをネイティブスピーカーに質問したとしましょう。"Will you marry me ?" 等の答えが返って来るでしょう。
しかし、このフレーズを知っていたからと言って、そのプロポーズが100%成功するとは限りません。重要
なのは、単語や文法ではなく、自分が相手をどれだけ愛しているかを伝える事です。日本語でも同じ事です。
相手との関係性や場所やタイミングや最適な表現や、その全てがコミュニケーションなのです。
It's a Small World ! では、そんな重要な時に言葉が壁にならないように、学んで欲しいと願っています。
間違いをおそれずに!
特に初心者に知ってもらいたいのですが、例えば I'm very like chicken. とか He like sports car. とか
話している移民系の2世3世が、アメリカやオーストラリアには大勢います。日本の学校のテストでこんな
フレーズを書けば完全に間違いになりますが、彼らは実際に現地で生きているのです。それに、これで
ちゃんとあなたにも意味が通じているでしょう。大事なのは、間違いを恐れるのではなく、積極的に英語
環境に触れ、積極的に自分の意思を伝え、積極的に相手の意図を汲み取る意識です。これだけで、同じ
文法知識、同じボキャブラリーでも、コミュニケーション能力は数倍にアップするはず。そして上達度も
飛躍的に伸びるでしょう。そういう事実を It's a Small World ! で知って欲しいのです。
ちゃんと勉強したい人だけ来て下さい!
自分自身が他の英会話カフェに行ってみたり、英会話スクールのフリートークコーナーに行ってみたり
して、何度も嫌な思いをした事の一つが、配慮のできない生徒(客)と同席することでした。一人でずっと
しゃべり続けて他の生徒に発言のチャンスを与えない人や、他の生徒に説教をしだす人、自分の自慢
話ばかりする人、セクハラ発言をする人や差別的発言をする人、話しているうちにエキサイトして周りが
見えなくなる人、中には生徒どうしで喧嘩しだす人まで。また、ハイレベルな人と初心者が同時にいれば、
ハイレベルな人は初心者に分かりやすくするぐらいの配慮があってもいいと思いますが、逆にこれ見よ
がしに難しい単語を並べて、勇気を出して参加している初心者を怯えさせるような人等、英語学習以前に
人間的に問題のあるような人が多過ぎます。まぁ、それを野放しにしておく先生にも責任はありますが・・・。
いずれにせよ、そういう人達がいたのでは、真剣に英会話を習得したいと思って参加している人から学習
のチャンスを奪う事になりますので、そういうKing of 迷惑な人は It's a Small World ! には来ないで下さい。
来てもお帰り頂く場合もあります。ちゃんと勉強したい人だけ来て下さい。定年退職を終えられて趣味で
英語に親しみたい方等ももちろん大歓迎ですが、「私は盆栽が趣味で・・・」とかそんな話を延々とされても
他の皆が退屈なので、そういう話は個人的な茶飲み友達として下さい。普通の人間の普通の良識をもって
行動できる人のみお願い致します。
It's a Small World ! の将来の夢!
It's a Small World ! は、英会話カフェのみならず、お店をコアにNGO等を含め、インターナショナルインフォ
メーションセンターに発展していきたいと思っています。日本に住む外国人が住む場所やビザで困ったり、
急に病気になったり、公的/法的手続などの祭問題があったり、それらの場合、日本に詳しくない外国人が
まず It's a Small World ! にファーストコンタクトをとればあとは何とかなる、我々 It's a Small World ! の
スタッフで手に負えないような事は最適な場所もしくは人を紹介する等と言うように情報の集まる場所にして
いきたいと思っています。日本の行政サービスは非常にプアで、統一窓口もありませんし非常時に頼りに
なりません。ならば自分達で・・・というとこでしょうか? 今後にご期待下さい。