2004年2月6・7日
城崎カニカニ雪雪電車旅行にさくらとひなたも行きました。

10時12分大阪駅発の特急北近畿に乗るために、余裕を持って9時20分に家を出発。
ペットキャリーにさくらとひなを入れて最寄り駅の花園町へ。
地下鉄の階段を「ヒィーヒィー」言いながらあつお1はひなを、あつお2はさくらを持って階段を降りる。
事前に犬を地下鉄に乗せてもいいか聞いていたが、いざ乗るとなるとちょっと緊張。
駅員さんに犬を乗せることを伝えて、いざ電車へ。(地下鉄は手荷物料金はいらない。)
電車が来るまでホームを先頭車両の方へ歩いているとちょうど電車が入ってきた。
電車が止まり、ドアを見ると車椅子のマークがあったので「おっ、ちょうどいいやん」
と車椅子のスペースにペットキャリーを乗せる。
結構人が乗っていたが邪魔にもならずにさくらとひなも大人しく乗っていてくれたので助かりました。
ただ、その時はこれから始まる過酷な電車の旅が待ち受けているとは知りもしないあつお1と2でした。
西梅田に着き、大阪駅までの間にさくらとひなを一回外に出そうと地上に上がり10分ほど一休憩。
大阪駅に着き、改札で手荷物料金@270円×2を支払いホームへ。
ホームに着くとあつお2の両親と弟と合流し、いざ城崎旅行のスタート。
電車に乗ると運良く一番後ろの席だったので席の後のスペースにペットキャリーを置く事に。
2つあるので反対にも置けるかなと思うとその席の人の荷物が・・・。
それを見ていた乗務員さんが一両前の禁煙車両の一番後ろが空いているのでそこを使っても構いませんよ。と涙が出てくるようなお言葉。とても親切なおねいさんでした(*^。^*)
初めは禁煙車両にさくら、喫煙車両にひなたと言う具合でしたが、ひなはさくらが居てないのに気付き「鳴いている!」と、ひなの事を頼んでいた母が伝えに来たので、反対側の席も空いていたのでさくらとひなを向かい合わせで置く事に。これでひなもさくらが見えて一安心。空気が澱んでる喫煙車両とは違い、禁煙車両はとても空気が澄んでるように思えた(^^♪
弟談ですが、喫煙車両はスラム街!!
初めは良かったのだが、段々とさくらの方から「ガシャ、ガシャ」と檻を足で「開けろ〜」という音、「クゥ〜ン、クゥ〜ン」という鳴き声、その度に「シィー!」と黙らせていたのだが、何度かやっているうちにさくらの我慢の限界、「ワン!」と大きい声。一時客車の外へ出す事に。ドアの前で落ち着かせて中に入れる。が数回。何とか目的地城崎へ着きました。
ひなは寝ていたのか、あまり動じないのか結構平気で大人しくしてくれてました。少し「クゥ〜ン」はあったけど・・・
城崎駅に着きさくらとひなを出してあげることに。
ペットキャリーをあつお2の父親と弟に引いてもらい、さくらとひなを歩かせる。
さくらは電車の中のことなどなかったかのように意気揚々とご機嫌に歩いていました。
いささか、その意気揚々に歩いてるさくらにムカついたあつお一家(^_^;)
いつもはなかなか歩かないのに、知らない所に来ると我先にと歩きます。
10分ほど歩いて旅館に到着。
荷物を置いて城崎マリンワールドに行くことに。
事前に問い合わせるとペットキャリーに入れておけば入場できるとの事。
タクシーを呼んで2台に分かれてまずは両親、弟が出発。
続いてあつお1・2もと思うとトランクにペットキャリーが入らない。
そこであつお2はひらめいた☆。ペットキャリーをたたんで、犬を抱いて乗ってもいい?と聞くと
タクシーの運チャンは「いいよ」と気持ちのいい返事。おぉ、心が広い\(^o^)/
大阪ならまず「あかん!」って言われるだろう。
もちろん「お釣はいらないヨ」(^_-)-☆と心が広い対応はこちらの心まで広くしてくれます。(財布の出口も)
城崎マリンワールドに到着。
城崎マリンワールドの日和山海岸には海の向こうに竜宮城が見えます
さくらとひなは初めは戸惑っていましたが見かねたあつお2がさくらとひなを雪の上にダイブさせるとすぐに慣れたのか早速いつものようにガウガウしてました。
中に入るとちょうどイルカショーをやるところだったので見ることに。
イルカがジャンプする度にひなは「ガウ」、セイウチが出てきてガオーと鳴くと「ワン!」と反応。
余談だが、セイウチが横たわって「セクシーポーズ♪」って係員の人の声に合わせてポーズを取ると胸に谷間が出来ていた。おぉ〜まさしくセクシーポーズ♪(爆)
他にもアジを釣ってすぐに揚げてくれるところがあり行くことに。
アジは計5匹、ちょうど人数分釣れました。人数分釣れてなかったら、小腹がすいている一家はアジの争奪戦間違いなし!!そうならないでよかったよぉ〜!(^^)!
すぐ横で揚げてくれるのですがお店の中に入らなければならないのでさくらとひなが居るので無理と思っていると入ってもいいとの事。
釣りたて、揚げたてのアジは美味しかったです。光物の魚が嫌いなあつお2もご機嫌でビールのあてとして食べた。
旅館へ帰るためにタクシー乗り場へ。
そこに行くとタクシーの影も形も無い。仕方なくバスで城崎駅まで行くことに。
バスの運ちゃんに犬も乗ってもいい?と聞くと、「どうぞ」と、タクシーの時もそうだが、犬連れの人など居ないのに何と寛大な対応の地域なのだろう。と感心。
城崎駅に着くと旅館とは反対方向に地図で見るとちょっと大きめの公園(東山公園)があったのでそこでさくら達を遊ばせようとペットキャリーを旅館へ帰る家族に任せて、あつお1・2・さくら・ひなたは公園へ。
もしかしたら新雪が積もってるかもとワクワクして行くと、期待以上でその公園は高台にあり結構昇らなければならないので坂を上がるのですが、結構険しい雪道で膝のところまで足が埋まるくらい。半分くらい上がってそこでさくらとひなを遊ばせることに。まだ上まで行けそうでしたが暗くなってきたので公園に行って遭難なんて事になったら一生笑われるので止めました。新雪の中、遊ぶさくらとひなはとても楽しそう。
1時間ほど遊んで旅館に帰る事に。
帰り道、外湯と呼ばれる銭湯?や古い旅館、射的場やお土産屋さん、道行く人は浴衣を着て外湯めぐり。とても情緒あふれる町並みです。
旅館に帰ると家族は外湯に行っているとの事。
食事まで45分あったのであつお2はもちろんビールで一息。
無事に遭難せず疲れ果てた体にビールはサイコー(*^。^*)だった♪
食事はカニスキまんぷくコースでカニスキの他にも刺身や茶碗蒸しなどなど。
さすがはまんぷくコース、後ちょっとの所で完食できませんでした。
旅館側から食事中はゲージから出さないでくださいと言われていたのでさくらとひなはゲージの中からみんながカニを食べているのを寂しそうに見ているだけでした。
少しあげると、とてもご満悦の様子でムシャムシャ・・・
食べ終わると「また頂戴!」の催促。なんて図々しいヤツ!!
最後の雑炊を食べ終わって、下へ向くと出てきそうなぐらい食べてしまったので、ちょっと夜の散歩にみんなで出かけました。
さくらは散歩の時に人が多ければ多いほどご機嫌でこの時もお連れが5人もいるので
得意気にたまに後ろを振り返りながら「こっちやで」と言わんばかりに歩いてました。
そのさくらの後姿はランラン♪状態・・・
あつお2は途中生ビールを買って飲みながら散歩を楽しみました♪
雪の中をビール片手に散歩していると道中の疲れも忘れられます。
散歩の途中、あつお2の両親と弟は外湯に行くために解散。
さくらとひなは旅館に帰ってきて冷えた足を洗面所でお湯で温めてプチ一っ風呂状態です。
この後、外湯に行っていた家族が帰ってきてからさくら達を任せてあつお1と2も外湯へ行きました。
入場時間ギリギリで入ったので客は2人と広々と入れてラッキーでした。
あつお1に聞くと女湯は結構人がいてたらしいです。
考えたら旅行客の6〜8割は女性のような気が・・・。
寝るときは犬は一緒に布団の中に入れないようにと旅館側にいわれていたので
さくらとひなはゲージの中で寝る事に。
オシッコをしてもいいようにオシメをしていたのですが、さくらはずん胴なのですぐに脱げてしまいます。
ひなは自慢のクビレがあるので朝まで履いていましたがオシッコはしていませんでした。
さくら達が寂しくないようにあつお2の目の前にゲージを置いてあげました。
すると夜中に「ワン!」の鳴き声で起こされる事も・・・。
後で聞くとさくらはあつお1によって夜中の3時くらいにオシッコに行ったらしいです。
あつお2は調子に乗って飲んでいたので夜も12時くらいに寝てしまい、朝7時に起きたのですが頭が痛かったです。こんな所にまで来て二日酔いになるおバカなあつお2。
痛い頭をスッキリさせる為に朝ごはんの前にちょっと散歩に出かけました。
夜に結構雪が降ったのと朝が早いという事もあってそこら中新雪でした。もちろんさくらとひなは朝からハイテンションで遊びまくってました。
朝ご飯を食べて一休憩、10時にチェックアウトです。
旅館から出る時に凄い雪が降ってきて旅館の方に車で駅まで送ってもらう事に!ありがと〜!(^^)!
駅に着いて帰りの切符はあつお1・2と弟しか持ってません。
何故なら両親はこの後どこかでもう1泊する予定だったのですが、帰りに京都によると言う事で10時30分の京都行きの電車に乗りました。弟も一緒に時刻を早めてそれに乗って帰っていきました。
私達の電車の時間は1時36分、まだ3時間もある・・・。どうしよ〜(^_^;)
昨日行った東山公園に行ってさくら達を遊ばせようと言う事になり、
荷物をコインロッカーに入れようといってみるとさくらとひなのペットキャリーが折りたたんでも入らない・・・。
目の前に交番があったので預かってくれるかな?と思いながら聞いてみると
駅の向かいに総合案内所があってそこで預かってくれると言う事で早速そこへ。
荷物1つ300円、面倒くさいのでコインロッカーに入るリュックも一緒に預かってもらいました。
身軽になったところでさぁ時間つぶしの旅に出発。
東山公園に行くと凄い雪なので昨日よりもはるかに積もっていて深い。
ちょっと昇ってみましたが断念せざるを得ない状況。
昇れるのは昇れるけど、1つも足跡がないから遭難する危険あり!!(爆)
しかたないので朝、旅館で城崎温泉の地図を見ていると小さい公園がチラホラと。
記憶にあったところに行って見ることに。
歩く事15分、右へ曲がると公園の標識が。
右へ曲がるとえっ!?階段?
そうです、ここらへんの公園は大体高台にあるのです。
まぁ、坂よりも階段の方がマシかなと思い決行する事に。
やっと昇った所には何か松尾芭蕉と関係があるのかこんなものがありました。「旅人と 我名よばれん 初しぐれ 芭蕉」と書いてある石碑。 結構上の方まで昇ってきていたみたいです。そしてすごい雪です。歩いているだけで服も帽子も雪だらけ。
雪の中に居ても積もりすぎで人間が遊べないので降りることにしました。
とりあえず駅の方に行くと駅の横にある外湯の前に足湯があり、そこには屋根とベンチがあったので缶コーヒーを飲みながら待つことに、途中ズブ濡れになった靴とその中が気温で冷たくなってきて1時間ほど座っていると段々感覚がなくなっていきそうでした。
さくらとひなもお腹が濡れているので荷物を預けているところへ行ってバスタオルだけ取らせてもらいさくらとひなを拭いて抱っこして暖めていました。
12時過ぎになったので電車の中で食べるサンドイッチを買って(弁当はカニが入っている為。当分カニは要らないと思うぐらい食べたから)荷物を取って、バスタオルを取りに行くときに見つけた温泉が出ているところへ。
ここはさくらとひなでも足が浸かれる。何故か嫌がるさくらとひな。
城崎に来た!と言う写真が無かったので帰り際に一枚(来た時に撮れよ!!)
帰りの電車の座席が2列目でさくらとひなと離れていても大丈夫かなと思っているとホームでさくら達の話題で話をしていたおばさんが運良く私達の後ろの席で変わってくれました。これで安心と思いきや、行きと同じく喫煙車だったのですが車両のタイプが違うのか灰皿の位置が悪くさくら達のペットキャリーが入らない。
乗務員とも話をしたのですが禁煙車等、指定席は満席で
もちろんあれこれしている間に自由席など空いているわけもなく、最終手段は一つのペットキャリーにさくらとひなを一緒に入れて座席に置き、もうひとつは折りたたんで座席の後へ。
行き時の乗務員さ〜ん!居てませんかぁ〜(爆)
結局乗務員さんは相談しても全く考えてくれず、逃げて行った(>_<)
一時は洗面所で!と言う事になりそうだった。
1度入れてみたら、そこは段差があって、さくらなんかナナメにされてた(激怒)

この前にある灰皿が邪魔
あつお2は反対側が空いていたのでとりあえずここの人が来るまでそこに座っている事にしました。
すると福知山辺りで乗務員が来て「お客さん、席ここですか?」と聞いてきたので(あっ、ここの人が来たのかな?)と思い席をどくと、親子3人が座って指定席の券を買っているのです。
自由席が一杯で空いている席を買ったみたい。
それなら俺が買うわ!!一言いえや!!犬がおって仕方なしに座ってんのんわかるやろ!!
(指定席の券だけなら買うけど、乗車券までとなるとちょっと迷う)
仕方なく4列前に空いているところがあったのでそこに座る事に。
ん?ここはもともと2席空いてんねんからなんでわざわざ座っている俺の方に来たん?
もしかして嫌がらせ?そんなんやったらさくらとひなをひとつにまとめたんやから手荷物代ひとつ分返してくれ!!
と心の中で叫ぶあつお2でした。
帰りは真横にあつお1が座っていたのでさくらもひなも(ひなは行きから大人しいけど・・・)大人しくしていました。
ただ、1回ひながさくらのお尻に方に顔が行った時にさくらが「ワン!ワン!!」があったけど。
大阪駅に着いて、別々のキャリーに戻し、行きの時のように休憩せず一気に家まで帰ろうとさくらとひなを出さずにすぐに地下鉄へ。
またまた車椅子ゾーンにさくらとひなを置いて無事花園町に着きました。

とにかく階段などゲージに入れたまま持ち上げる事が多く2日目から右腕が筋肉痛です。只今3日目ですがまだ痛い(>_<)
でも、結構たのしかったですよ。
駅にエレベーターなどあれば絶対にそっちを使ったほうがいいです。
時間に余裕を持って行くとそんなには疲れないと思います。
それにしても城崎の駅は階段しかない!!私達のキャリーの事は別にして、車椅子の方が居たら一体どうするつもりなんだろう!!体が不自由な方専用のエレベーターなどを設置した方が絶対良いと思う・・・

最後に一言:雪の中を遊ばせると肉球が凄くキレイ。

城崎カニカニ雪雪電車旅行 おしまい。