大阪マイペンライとは

1993年5月、部落解放同盟大阪府連、大阪府教組、自治労大阪府本部などの団体を母体に設立。アジア(特にタイ・カンボジア・ラオス)との保育・教育を通じた顔のみえる交流、お互いが学び合う関係を通じて、お互いの国の保育・教育活動の充実を図ることを目的としている。

団体概要

【名 称】アジア保育教育交流推進実行委員会(通称:大阪マイペンライ)
【所在地】〒552-0001 大阪市港区波除4-1-37 HRCビル(部落解放同盟大阪府連気付)
【TEL】075-645-7772
【FAX】06-6581-8536
【代表者】森 みどり(大阪府議会議員)
【事務局長】稲葉貞夫(連絡先:090-3948-8372)
【設立時期】1993年4月7日
【会員数】個人会員 128名、団体会員 23団体
【年会費】個人会員 1口 3000円 団体会員 1口 10000円
【主な交流地域】タイ、カンボジア、ラオス
【主な交流・協力団体】シャンティ国際ボランティア会(SVA・日本)、
  シーカー・アジア財団(SAF・タイ)、ドゥアン・プラティープ財団(DPF・タイ)
【通信】「マイペンライ通信」の発行(年4回以上、不定期、日本語、会員無料)

主な事業内容

1. 奨学生支援

奨学生支援の「サワディ基金」・・・NGOの職員で、農村やスラムの保育所・幼稚園・図書館などで働きながら、夜間の専門学校や大学などで学び、保育士・教師などの資格取得をめざす若者に奨学金(1人年間約4万5千円)を給付する。

2. 絵本プロジェクトの実施

 日本語の絵本に各国語の翻訳文シールを貼ってNGOの保育園・図書館に贈る運動。今では大阪を中心に各地のボランティアグループが取り組んでいる。出来上がった絵本はスタディツアーの参加者が運ぶ。

3. 相互研修交流・招聘研修、スタディツアーの実施

◇現地スタッフを日本に招いての「招聘研修交流事業」(毎年夏7月)
大阪の各地の保育園・学校・図書館などで交流・見学。ホームステイの受け入れも。
◇タイ・カンボジア・ラオスへのスタディツアーの実施。(毎年冬12月)
2コースに分かれてのスタディツアー。現地の村でのホームステイ・交流。
◇「国際ボランティア貯金」寄付金の配分金を受けて、タイの保育研修事業、学生寮建設・保育園改修などの
事業に取り組む。(2008年度、2009年度、2010年度)

4. 子どもスタディツアーの実施(毎年夏)

 夏休みを利用して、北タイでのスタディツアーを実施。2008年度で第10回目となる。
2001年7月には福祉・医療事業団の助成を得て「自立をめざす子どもの国際交流事業」を実施。

5. 「マイペンライ通信」の発行(年5~6回、不定期、日本語、会員無料)

多文化共生セミナーの実施。(年1回)/ 招聘研修生を招いてのセミナーの実施

6. クラフト商品の販売

 NGOと連携して現地で作られているクラフト商品、カレンダーの販売。その収益は当会の運営(招聘研修、奨学金など)に充当する。

  • NGO団体との連携した取り組み

NGO団体の取り組みへの協力、緊急支援活動の実施。要請に応え、「DPFの生き直しの学校支援」、「スアンプルー地区火災復興支援」、「スマトラ地震津波被害支援事業」などに取り組む。