阪神高速の「あれ何?」「これ何?」について掲載しています
 ここでは阪神高速道路にある何か意味深な構造物や、「これ何?」みたいな所について紹介して記載しています。


将来の延伸や分岐を考慮した構造物
 阪神高速道路には現在の路線から将来新路線を分岐させたり、ジャンクションを作るために用意された橋脚や、部分的に不自然に道幅が広い高架道路等の構造物が作られたりしています。中には、作られてから計画が無くなり放置状態の構造物もあります。


 りんくうJCTはは4号湾岸線の終点ですが、さらに南へ延伸出来る様な構造のJCTになっています。


 六甲アイランド北出入口には湾岸線をさらに西へ延ばせるように本線が準備されていて、さらに延伸計画自体も都市計画が決定しているので近い将来本線として活用される予定です。しかし、その手前の魚崎浜と深江浜には現在活用される見込みのない構造物があります。


 現在8号京都線は分岐路線のない一本道ですが、実は上鳥羽出入口付近の本線はジャンクションの構造物の一部で、久世橋方面への分岐や京都駅方面からの新路線が追加出来るように準備されています。また、すぐ南の名神高速道路とも接続出来るように準備がされています。


12号守口線・森小路線 森小路出入口
 森小路出入口には建設時からさらに城北川を南へ延伸できるように、将来の本線接続箇所や一部橋脚まで用意されていますが、延伸計画は無くなり現在はその構造物の一部が森小路ミニPAとして活用されています。


 天保山JCTは4号・5号湾岸線と16号大阪港線が接続するJCTで、出入口も併設された複雑な構造のJCTですが、最初に開通した4号湾岸線の天保山(開通時は「大阪港」という名称)〜南港北間の開通時に想定されていたJCTとは構造が大きく異なり、今もその名残とも言える構造物が残されています。






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