Fusion360はご存知のようにCAD系アプリです、今回から大胆にも入門することにしました、もちろんSTRATAとの連携ありきのFusion360です。
なぜFusion360を選んだのか!きっかけは一通のメールからです(はい、たま〜に講座をご覧頂いた方から)内容は「面取り」立方体の角を面取りする方法について問い合わせ頂きました、ポリゴンメッシュに変換してオブジェクト編集・面モードで選択ベベルツールでちょいと移動すればそれらしくできるのですが??あれ?簡単な面取りでこんな作業が必要?それもサイズ指定もできない(行程を変えればできなくもないですが)STRATAのモデリング力の弱さを痛感しました。
ビジュアライゼーションが目的ですジェネレーティブデザインするわけではないのですがSTRATAはモデリングに苦労します、私の勉強不足もありますが「面取り」するのに制約があるなら複雑なモデリングには数多くの制約があるはずです、ならCAD系アプリとの連携はできないか?Fusion360の体験版で3D汎用フォーマットOBJで書き出し(方法は別途書きます)STRATAへのインポート時チェックBOX入れるとグループの解除もできるのでおやおやいけそうかも、CAD系は敷居が高かったのですがスカルプトなんか直感的に操作できそうなので凄く面白そう、どこまでできるか分かりませんがお付き合いください。


ユーザーインターフェースが変わっちゃいました、そしてマウス

 2019年8月にFusion360のUI(ユーザーインターフェース)が変更されました、10月から体験版を始めたのですが旧UIに戻す機能は既になく新UIで勉強することになります、良い機会なので新UIだけ覚えればよいのですがFusion360は多くの動画やサイトや書籍がありますがほとんどが旧UIで解説されていますムム〜、12月には新UIの書籍の出版予定もありそうで期待しています。
 Macがベースなのでマウスはマジックマウスになります、ですがそのままでは基本操作できないものがありますマジックマウスに中ボタン機能を与える方法もネットでは紹介されておりますが他のアプリの動作が気になりますので旧型の中ボタンのあるマウスを使うことにしました(かなり個人的)      



Fusion360 OBJエクスポート方法とSTRATAでのインポート

 STRATAとの互換性について先に触れておきます、但しテスト形式でありどこまで複雑なデータのやりとりができるかは不明ですしインポートしたオブジェクトの位置が回転している原因は現在不明です。
オブジェクトの互換性でありテクスチャーはSTRATAでの作業と考えています。

下図はエクスポート用にFusion360で作った簡易なデータです。
obj01.jpg


画面右上の名前をクリックしマイプロファイルをクリックするとブラウザが立ち上がります。
obj02.jpg


ブラウザの右端の「プロジェクトのアクティビティ」クリックして該当のデータをクリックします。
obj03.jpg



クリックした画面の矢印部をクリックするとファイル形式がずらりとでますので「OBJ」を選択します。
obj04.jpg


書き出されたファイルがメールで送信されるメッセージが表示され5〜10分程で登録したアドレスに届きます、メール添付のデータをダウンロードします。
OBJ05.jpg


STRATAを立ち上げ「開く」からデータを選択すると「OBJ読み込みスケール」が表示されますのでグループ化が解除されるように「分割されたメッシュを作成」にチェックを入れ再度データを選択します。
obj06.jpg



STRATAで開いたデータはこんな感じ、3つのオブジェクトは個々に選択できる状態ですがFusion360で制作したものが全体的に回転しています、原因は現在不明ですがちょいと戻してやればよいのでいけるんじゃないかな〜
obj07.jpg


経験不足でまだまだ改良される部分もあると思います、ご意見などございましたら直接メールにてお送りください。
あ〜勉強しないといけんぞなもし〜